みなさん、
こんばんは。
月曜日なので土日の疲れがとれず
もうお休みの人も多いことでしょう。
今日も立ち寄って下さった方々、
ありがとうございます。
今日は、
猪瀬都知事の提案、
「日本の標準時間を2時間前倒し」
についてです。
ここんところ、
新聞もテレビもあまり見ていないので、
世の中が見えておりませんが、
たまたまテレビを見たら叩かれていたので、
何を考えているんだろと興味を持ちました。
知事のやりたいことは、
「日本の標準時間を2時間早くする」
というものです。
その真意は、
「東京の金融市場が世界で最も早く開くこと
になるので、東京の存在感を高める」
というものでした。
ここで勘違いしている人もいるかと思いますので再確認です。
日本の標準時間を2時間早くするという意味は、
2時間前倒しという意味ではなく、
タイムゾーンを変えるということです。
時差が2時間ある国に行くようなことです。
わかりましたか。
大丈夫ですよね。
なぜ、2時間か。。。
それは、シンガポールには、
すごい勢いで外資が集まっています。
シンガポールと日本の時差は1時間なので、
さらに2、3時間の差を設けると
東京に外資が集まるのではという発想のようです。
でも、
シンガポールに外資が集まる理由は、
時間の問題なのでしょうか?
シンガポールの法人税は17%のようです。
そして、日本はだいたい35%です。
シンガポールには、
税率の優位性があるのではと思います。
私の別のブログでも言いましたが、
税率の差が、競争力に大きく影響している
と思われます。
日本の税率を下げない限り、
東京の存在感を高めることはできないでしょう。
経営の神様、松下幸之助氏が、
90歳の時に次のようなことを言われたそうです。
「とにかく、今のままでは国はつぶれてしまうわ。
国家の経営というか、政治やな、それを根本的に
変えんといかんときになっとるんやけど、
みんな気ィついておらんな。
結局、無税国家やな、無税国家・・」
引用:「松下幸之助の見方・考え方」PHP研究所 P29
っということで、
猪瀬知事の提案に対して、
私としては、2時間早くすることではなく、
タイムゾーンの変更なので賛成です。
やってみると何か新しいことが
起きるかもしれないので、
やってみたらいいと思っています。
でも、さらに税率の引き下げに
トライして欲しいです。
知事の管轄ではなさそうですが、、、
今日は以上です。
お疲れ様でした。
おやすみなさい。